レッスンプログラム/ワークショップ一覧/ワークショップ2017年9月16日(土)、17日(日)※キャンセル待ち受付中

タイトル

対談
指導:松本裕子(ピアニスト、フェルデンクライスプラクティショナー)
かさみ康子(フェルデンクライスプラクティショナー)
協同主催:ミュージックスタジオC、フェルデンクライス・ジャパン


音楽家は、音楽を通して自分自身と周囲の間に、とても個人的でありながら同時に無限の広がりを持つ世界を創り出します。そこには、芸術性と感動を担うためのスキル、感情、感覚、思考の要素が集約されて綿密に関わり、時には人生そのものと同じように大きな意味を持ちます。

フェルデンクライスメソッドは、動き、感情、感覚、思考に同時にアプローチしながら人間の能力の向上を目指すソマティックエデュケーションです。繰り返し同じ行動をすることによって学習されたパターンは非常に有用性が高い部分と同時に意図していない要素を生み出します。フェルデンクライスでは、気づきを利用して脳の可塑性を引き出し、意図と行動をつなげようとします。応用性の非常に高いこのメソッドは、多くの音楽家によって実践されています。

今回のワークショップでは、フォーカルジストニアを患うピアニストに参加者を限定し、少人数での体験と実践を通して、問題となっている状況は一体何なのか?を探索し、フェルデンクライス的なアプローチで解消の道筋を見つけようと試みます。

お申し込み先
《対象者》
フォーカルジストニアを発症しているピアニストの方
《参加費》
・2日参加 35,000円(税込)
・1日参加 20,000円(税込)

開催内容
二人の講師から
講師プロフィール

お申込方法
キャンセルについて

開催した過去の
《音楽家のためのワークショップ》

2015年3月
「音楽とつながる からだと心」
2014年9月
「音楽と自分をひとつにしよう」
2014年4月
「フォーカルジストニアに悩む
ピアニストのためのワークショップ」
2013年10月
「フォーカルジストニアの症状がある
ピアニストのためのワークショップ」

■ 開催内容

日 時 9月16日(土)、17日(日) 10時〜17時(途中に休憩をはさみます)
会 場 ミュージックスタジオC(西八王子10分)
講 師 松本裕子(ピアニスト、フェルデンクライスプラクティショナー)
かさみ康子(フェルデンクライスアシスタントトレーナー)
内 容 【ワークショップの内容】
・メソッドの概説。
・フェルデンクライスのFIレッスン(個別レッスン)、ATMレッスン(グループレッスン)
・指先の症状と全身との関わりを探り、その対処法について具体的奏法へのアプローチ
・ピアニストに必要な解剖学、フェルデンクライスを応用した基本的ピアノ奏法の実践
・ディスカッションおよび質疑応答


【フェルデンクライスメソッドとは?】
物理学者モシェ・フェルデンクライス(1904〜1984)によって造り出された学びの探究法を「フェルデンクライス メソッド」と言います。体の動きと感覚システムの働きを利用して能力を再開発する方法で、発育・発達段階で動きを学ぶプロセスを利用しているのが特徴です。最新の脳科学と一致するユニークで有効性の高いこのメソッドへの評価は世界中で高まっており、芸術、スポーツ、教育、リハビリ、運動など、あらゆる分野の人々によって実践されています。
参加費 ・2日参加 35,000円(税込)
・1日参加 20,000円(税込)

学生の方は10%引きとさせていただきます。
振込先 ・三菱東京UFJ銀行 新宿通支店 普通口座 3230006(株)フェルデンクライス・ジャパン  
・郵便振替口座 00170-3-667120 フェルデンクライス・ジャパン
定 員 5名 ※キャンセル待ち受付中
対象者 フォーカルジストニアを発症しているピアニストの方
用意するもの 動きやすい服装。エクササイズ用のマットは用意されています。
マットの上に敷くバスタオルなどをお持ち下さい。
お申込み方法 フェルデンクライスジャパンへ、お電話またはメールでお申込みください。
03-3358-2725
Email:manabi★feldenkrais.jp (★を@に変えてお送りください)
【キャンセルについて】
開催3日前(72時間)までのキャンセルについては、お支払いただいた参加費を全額返金いたします。
返金方法は銀行振込としますが、 送金手数料をご負担いただくことをご了解下さい。
72時間以内のキャンセルについては所定のキャンセル料が発生します。
24時間以内のキャンセルについては返金不可となります。

【フォーカルジストニア(局所性ジストニア)とは? 】

思うとおりに指が動かない、指先のコントロールが出来ない・・・このような症状から始まり、多くの音楽家ピアニストを悩ませているのが「フォーカルジストニア」という病気です。 具体的には、弾こうとしても指が上がらなかったり、伸びてしまったり、又は丸まってしまったりと意に反した動きをしてしまうのが主な症状です。「練習不足なのでは」とか、「力が入りすぎているのでは」という憶測が過度な練習となり重症化していくケースが多くみられます。

レッスン風景現在様々な観点から治療の研究がすすんでいますが、なかなか最善の治療法が見つかるまでには至ってないようです。ある資料ではピアニストの5%がこの障害に悩んでいるというデータもあり、潜在的な患者数は想像をはるかに超えるでしょう。もちろんピアニストのみならず、弦楽器奏者の指、管楽器奏者の唇等々その症状の出る部位についてはその楽器の特性と重なっています。スポーツにおいても同様です。 この病気の特長は、筋肉や関節そのものには異常が見られず、痛みが伴うものではないことです。また日常生活においては不自由さをさほど感じない方も多いようです。
(※写真右は過去「フォーカルジストニアのためのワークショップ」でのレッスン風景)


■ 二人の講師より:今回のワークショップのねらい

松本裕子 松本裕子
ジストニアを患うピアニストをこの数年フェルデンクライスを応用したレッスンで指導してきた経験から、共通した傾向があることに気づきました。それは、単に症状が出ている指だけの問題ではなく、年少時からピアノを学習してきた間に培われてきた体の使い方の癖です。体の動きの繋がりの問題や、指先の知覚プロセス、そして体の中心部分の固め方など、共通して現れている問題点をグループでのアプローチによって客観的に捉え、回復の糸口につなげられることを期待しています。
レッスン時にいつも驚くのは、「ピアノを弾く」という言葉から奏者がイメージする動きには想像以上に多くの方法があるのだという事実。「指を動かす」という基になる動きは、身体の機能ではどういうことなのか。指や腕以外に体全身がどのように関わるのか。単なる知識ではなく、ピアノ上でアプローチをしながら実感として認識して頂きます。加えて、「速く動かす」や「感情を込める」といった「感情+動き」についても、機能的側面からじっくり分析したいと考えています。
このようにフェルデンクライスメソッドを活用して基本的な動きを探し出すことが、脳が「演奏する」ための方法を再学習し、症状の出ない新しい指の動きを模索する効果的な方法だと考えています。具体的な日々の練習方法や演奏法についても触れていきます。
Profile Music Studio C 代表 松本裕子こちらピアニストのためのフェルデンクライス
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学ピアノ科卒業。米国インディアナ大学音楽学部大学院ピアノ科修士課程及びパフォーマーズ・ディプロマコース修了。在学中にアソシエイトインストラクターとして後進の指導にあたる。5年間のアメリカ留学の後、モスクワ音楽院付属中央音楽学校において音楽教育研修コース修了。 1998年頃より手の不調を感じて演奏を一時期断念。その後身体のメカニズムや使い方に興味を持ち2007年よりフェルデンクライスを学び2011年よりプラクティショナーとして活動を開始。
現在ピアニストの立場からフェルデンクライスを活用した効率的な身体の使い方や奏法、ジストニアなど手の故障について研究、個人レッスンやワークショップなど全国で活躍している傍ら、演奏家としても活動を続け、東京を中心に定期的なソロリサイタルやオーケストラとの共演などソリストとして活躍中。また室内楽奏者としてもデュオからクインテットまで数多くのコンサート実績を持つ。
(一社)全日本ピアノ指導者協会正会員。PTNAジャスミンTAMAステーション代表。フェルデンクライスプラクティショナー。大阪芸術大学非常勤講師。
●ブログ:ピアニストのためのフェルデンクライス http://fk4piano.musicstudio-c.com
かさみ康子 かさみ康子
フェルデンクライスメソッドでは個別性と同時に普遍性を重視します。「ひとりひとりがちがう」と同時に「だれもがおなじ」であるということです。ジストニアも、ピアニストも音楽家も「特別な」ものではない。人間は皆同じように「不適切な学習」によって起きる問題を抱えて生きているのであり、感覚と動きを利用した自己学習によってそれを解決するのがフェルデンクライスの目的なのです。もちろんその学習のプロセスは生涯を通して行われるものですが、自分を知り、動きを学ぶ過程は好奇心と創造性に溢れています。
ピアニストのジストニアという大変興味深い症状に正面から立ち向かっていらっしゃる松本裕子さんと今回一緒にワークショップを行うことで、個々の症状に寄り添いながらも普遍的な方向性を探すフェルデンクライスの効果を明らかにすることができることを期待しています。
Profile 【フェルデンクライス・ジャパン代表 かさみ康子】
舞踊家としてのキャリアを経て、1995年にNew Yorkでフェルデンクライス・プロフェッショナルトレーニングに参加。2000年にトレーニングを修了。以来プラクティショナーとしてインテンシヴに活動している。2003年、フェルデンクライス・ジャパン設立。レッスンやワークショップの指導に加え、海外から講師を招いてのプロフェッショナルトレーニング、様々なワークショップの開催、執筆、翻訳、出版など、日本におけるフェルデンクライスメソッドの普及とレベルの向上に尽力している。
監修『脳を刺激して心と体をラクにするエクササイズ〜フェルデンクライス入門』(マガジンハウス)
著書『はじめてのフェルデンクライス』(地球丸)
訳書『フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ』(晩成書房)
お申し込み先

CD

音楽家のためのフェルデンクライス音楽家のためのフェルデンクライス FI詳細
・フェルデンクライス メソッドとは
・ジストニアへのアプローチ
・音楽家のフェルデンクライス体験談


go_top