Houston,TX and Michigan

ヒューストンでのアドバンス、ミシガンのトレーニング訪問

その1 ヒューストン 

久しぶりのアメリカ。久しぶりの外国。
ハリケーンでニューオーリンズから避難したエレンさんと会い、新しいフェルデンクライスの友人をたくさん作り、素晴らしい体験をしてきました。

バーバラ、ナンシー、メリーベス

テキサスの9月は暑い!9月でもめちゃくちゃ暑い!「でも、息ができるでしょう!ってことはそれほどじゃないってこと。」と、初対面の私を空港に出迎えてくれたバーバラが言った。彼女の家までのドライブで見たヒューストンの景色はなかなか面白かった。どこまでもフラットな地面の上にループ状に巨大なハイウェイが走っている。ちょっと古いイメージの未来都市(!)という感じ。夕暮れ時で、はるかむこうに見えるダウンタウンの巨大ビル街は美しかった。ヒューストン滞在の最初の一夜はバーバラの家に泊まった。
バーバラはノースカロライナのトレーニングのトレーニーで、今はその最終年度だから、来年にはプラクティショナーになるはず。年令は聞かなかったけれど、50代はじめのひとだと思う。石油関係の仕事に携わるご主人との生活。ふたりの娘さんはすでに独立して家庭を持ち、今ではフェルデンクライスにエネルギーを注ぎこむ日々を過ごしている。

2日目は、彼女がATMクラス開催を交渉中のJewish Community Centerに一緒に行き、ディレクターとのミーティングに付き合ったり施設(実に巨大な建物だった。アメリカは広い!)の見学をした。
ヒューストンで一番長い間フェルデンクライスを教えているプラクティショナーはナンシー。彼女はユングセンターというところで定期的に教えているのだが、その日、12時から始まるクラスに私は参加することになっていた。ここでエレンと落ち合ったのだが、ニューオーリンズ難民の彼女は保険会社との電話で忙しく、私だけATMに参加した。12、3名の居心地の良いクラスで、レッスンはシンプルでとても良かった。ひとを受けいれる雰囲気作りが上手なのは、多分この人の人柄によるのだろうと思った。小柄でやさしい感じだが、プラクティショナーであると同時にダンサーで、ダンス評論の仕事も活発にしている才女だ。床に横たわると簡単に睡眠におちるのがレッスン時の私のパターンなのだが、今回の滞在中はほとんどATMレッスン中に眠ることがなかったのは大変に不思議なことだ。時差ボケのせいか(!?)。

クラスが終わって少し経った頃に、今回エレンと私の保護者(!)になってくれたメリーベスが登場。今回の滞在では、彼女の家に3泊した後、郊外のリトリートセンターで開催されるアドバンストレーニングに向かう予定。こちらは大柄でがっしりした体格の女性だ。声楽家で、フェルデンクライス・プラクティショナーになった今でも、ボイストレーニングの生徒のほうが多いそうだ。ステージ風に「I am MaryBeth」と自己紹介したアクションとイントネーションは忘れがたい。彼女は今回のアドバンスを企画しているFeldenkrais Center of Houstonの主催者でもある。

避難民のエレンはとても疲れている様子だし、私も到着した翌日だからかなりくたくた。3人でランチをした後メリーベスの家にたどりつくと、私たちふたりはそこにすっかりリラックスして外へ出る意欲など全くなかった。大体外は暑いし・・。忙しいのにもかかわらず、私たちをリビングに泊めて世話してくれたメリーベスの寛大さには本当に頭が下がる。Ellen & MaryBeth

アドバンストレーニング

アドバンストレーニングが行われたのは、ヒューストン市内から車で40分ほどのところにあるリトリートセンター。環境の良いところでの宿泊研修はやはり良いものだ。じっくりと取り組むことができる。金曜日の夕方から始まり、土曜日は一日中研修をして、日曜日のお昼で終了。仕事の時間に影響が少ないように配慮されたスケジュールだ。

第1日目は、夕食から始まった。参加者15名ほどはここで全員顔を合わせ、その後クラスルームに集まる。今回の指導者はポール・ルービン。サンフランシスコのトレーニング出身のベテラントレーナーだ。私にとっては初めて出会うトレーナーだったが、小柄でとても温厚なひとだった。ポールのATMでクラスが始まった。Paul and Yasuko

今まで遭遇したどのトレーナーともポールは違うと思った。ATM、テーマとなる動きに沿って自由にFIレッスンをプラクティスする、最後に長大なFIデモを見せる、というもので多少とまどいを感じた。通常、具体的に課題を示してそれを実習するのだが、ポールの指導では生徒の自由度が高いのだ。ATMレッスンは素晴らしいものだった。

主催者のメリーベスのフェルデンクライスを広めることにとても意欲的に取り組んでいる。プラクティショナーたちがなぜ、プロフェッショナルとして充分に自分自身を生かせないのか、どうすればコミュニティーを拡げることができるか、等の問題を探りプラクティショナーをサポートしようとしている。初日のクラス後には彼女のブレインでもあり生徒でもあるコンサルタントのScottによるワークショップが企画されていた。どのようにして、「外の世界」とつながりを持つか、etc. 深夜まで熱心な話し合いが続いた。

houston Advanced Training



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