Houston,TX and Michigan

ヒューストンでのアドバンス、ミシガンのトレーニング訪問

その2 ミシガン・トレーニング訪問 

久しぶりのアメリカ。久しぶりの外国。
ハリケーンでニューオーリンズから避難したエレンさんと会い、新しいフェルデンクライスの友人をたくさん作り、素晴らしい体験をしてきました。

ヒューストンからデトロイトへ

ヒューストンを発って次に向かったのがミシガン州のデトロイトだった。もっとも往きの航空便もデトロイト経由だったので、デトロイトに戻ったということになる。ミシガンではClarkstonというところで開かれているトレーニングを訪問する計画だった。

デトロイト空港でレンタカーを借りて、インターネットからダウンロードした道順を片手に走り出す。そう、目的地は一度も行ったことがない場所だ。アメリカで運転するのは4年ぶりで、なかなか勘を取り戻せない。右側通行も不安だし、ディレクションもめちゃくちゃ分かりづらい。どうやら曲がりくねった近道コースを運転していたようだ。結局1時間少しで着くはずのところを、途中何度も行ったり来たりして2時間もかかり、くたくたになって目的地にようやくたどり着いた。夕食に間に合わず、仕方なくウェンディーズに行って食事をした。

ヒューストンでの冷房生活(1日中つけっぱなし!)は、冷房苦手の私にとってはかなりの苦難で、この日はとうとう鼻水ズルズル状態だった。マズイ!たった2日間のトレーニング訪問をピシッとこなさねば来た甲斐がないといものだ!
風邪薬を飲んで早めに床に就く。冷房がないのが嬉しかった。ぐっすり眠り、翌朝はバッチリ元気になっていた。ミシガンの朝は遅く、7時頃でも暗いほど。寝坊して朝食にあやうく遅れるところだった。

宿泊施設や研修施設のついているリトリート・センターの中にある体育館がトレーニングの会場だった。もちろんそこに宿泊したわけだが(食事はまずいと聞いていたが便利さを優先。食事もオーケーだった)、同じところに泊まっているトレーニーのひとりが到着した夜親切に館内を案内してくれた。この地域は田園地帯と言っていいようなところで、周囲は緑一色でとても美しいところだった。

ミシガン・トレーニング

Jeremy teaching今回このトレーニングを訪問できたのはとても素晴らしいことだった。20数名という少人数で、指導者の目がとても良く行き届くのも良いのだが、トレーナーのジェレミー・クラウスとアシスタントトレーナーのオサ・ジャクソン(オーガナイザーでもある)のふたりは生徒から目を離すことがなく、密度の高さが常に一定に保たれているのに感心した。このトレーニングは、今回のセグメントが最後で、卒業前の緊張感もすがすがしかった。

Jeremy teaching特にジェレミーの指導は素晴らしかった。ダイレクトで明解、誠実で押しつけがない。彼は素晴らしいキャリアと才能の持ち主だが、それを自慢するようなところは微塵もなかった。朝から夕方まで教えまくるという感じで、「良く働くなあ〜!」というのが実感。生徒たちもとても彼を高く評価していて満足度が高いようだ。

2日間のビジター体験のうち、1日目は普通のトレーニングで、ATMをやってからFIレッスンの実習という内容。2日目は、卒業セグメントであることからプラクティカム(FIレッスンを外部のひとに対して行う)の日にあたっていた。教室も大変広くて快適なのだが、プラクティカムは一度に4人だけ。先生が2人だから、先生ひとりが2人のレッスンを見守っている。他の生徒も動かずにじっと見ているその中で、実習する生徒は悠々とレッスンのプロセスを作り上げる。終わるとレッスンを行った生徒のレポートをじっくり聞き、コメントを加えながらも批判はいっさいしない。そして最後に見学していた多の生徒のコメントと意見交換へと続く。このプロセスに時間を長くかけていたのが印象的。何しろ一挙手一投足を見逃していないのだから、当然ディスカッションもディープになる。良いトレーニングだなあと強く感じた。

Jeremy Krausほとんどのトレーニーと会話をすることができたのも、すごいことだった。ミシガンの田舎まで自分たちのトレーニングを訪問しにやってきた日本のプラクティショナーの人気は大変なものだった(!)実り多い、密度の濃い時間だった。もう少し長くいても良かったかな・・。



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